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けっこんしき感動計画―ウエディングプランナー奮闘記


『一組に焦点を絞った書も見てみたい。』
なかなか面白いが、中身にもう少し厚みが欲しいところ。

同著者の秀作『ウエディング・プランナーという仕事―ブライダル業界のすべてがわかる』
と併せて読めば、その‘厚み’の部分を埋めることができるので、それはそれでよい。

しかし、単独の著書ということを考えれば、値段・ページ数の割りに
満足感が少ないように思われる。

というのは、プランナーという仕事を、各プランナーの体験を通した形で
紹介しているという面では評価できるし、読み物としてはそれなりに面白いのだが、
逆に言うと、それだけで止まっているということである。

要は、プランナーという仕事に対する演繹的理解は身につくものの、帰納的理解を
得るには物足りない書であるということである。

この点、章構成として、あともう一章ぐらい追加して付記してくれていれば、
単独の書としてはかなり秀逸な作品になりえたのではないかと思われる。

何なら、一組の結婚式のプランニングのみに焦点を絞るという方式でもよかった
のではないかと思えてくる。より深みが出るし、プランナーという仕事の崇高さ、
結婚式というものの素晴らしさも、追求できたかもしれないということを考えると
少し残念である。

しかし、全体を通して読み物としての出来は悪くないということも、また事実である。


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